漁師風炙りなめろう

居酒屋、もっぱら魚介系に強い居酒屋に行くと酒のつまみで絶対に欲しくなる”なめろう”。この料理は居酒屋的にも非常にありがたく、店舗、お客さんともに”おいしい”商品なのです。

というのもどうしても余ってくる端切れ、またはお兄ちゃん(時間がたった食材)をどうしたら美味しく食していただけるかは、お店の料理人の技量にかかってます。

このなめろう。アジのなめろうなどがよく知られてますが、数種類の魚を混ぜ合わせて作る事も可能で、これまたとても美味しいアテになります。

作り方もいたって簡単。ぜひこの際お家で作ってみてください!

【材料】

●青魚系のお刺身の端切れ、白身魚系のお刺身の端切れ、マグロ系は淡白なビンチョウマグロは向きませんがインドマグロのお兄ちゃんなんかは十分面白い混ざり方をします。

●薬味(大葉、白ネギ、みょうが、生姜、ニンニク)適当の量で大丈夫です。小さな事は気にしない!

●味噌 入れ過ぎるとからしょっぱくなりますが、ひと舐めで酒を煽りたければ多めでも大丈夫です(健康にご注意)

●醤油 濃口の九州系の甘口ならなお良し。

●すりごま

 

【作り方】

1、魚系はある程度形の残るみじん切りにする。

2、薬味をみじん切りにする(漁師っぽい感じが良ければザックリと微塵にして、しょうが、ニンニクはチューブでもオッケー)

3、1と2を混ぜ合わせる。最初から叩きまくるとバタバタ飛ぶので、薬味と魚が馴染むまでは優しく。

4、味噌、醤油をお好みで投入。(ほんとにルールなんてないです)

5、すりごまをバサッと入れる。

ここまでで、なめろうちゃんは完成です。漁師料理という事でこれぐらいの大雑把な感じでもそれなりにできるのでお気にせずに豪快にいっちゃいましょう!

さらに昇華したい方は食材、分量ともにこだわる事によってより一段上の味になりますので、それもお楽しみください。

6、ここからはお店用。木ベラの上になめろうを盛り付け、バーナーにて軽やかに焦がしてください。
素晴らしい香りと味でお店でも使える簡単料理となります!

なめろうアジ刺身鮮魚